年末年始の入金はいつ届く?2026年末〜2027年始の銀行休業日と、12月中に確かめる4つのこと
2026年の12月31日は木曜日。でも、銀行は休みです。
12月31日に入るはずの入金が、取引先によっては1月4日(月)になるかもしれません。その入金で12月の仕入れ代金や給与を払うつもりなら、12月中にはお金が足りなくなるおそれがあります。
年が明けて1月4日の朝、請求と入金の表を開いたら、12月31日が期日の行が赤くなっている。でも、それは遅れではないかもしれません。
このずれは、取引先ごとの「休みの日の払い方」がわかっていれば、前もって読めます。読めていれば、12月の支払いの予定も立てられますし、年明けに赤い行を見ても慌てずに済みます。そのために必要なことを、この記事で次の3つにまとめました。
- 2026年末〜2027年始の銀行の休みと曜日(表1つ)
- 支払日がずれやすい日付(表1つ。特に気をつけたいのは2つだけ)
- 12月のうちに確かめておく4つのこと(どれも表とカレンダーを見比べればできます)
税金や決算の処理の話はしません。
銀行は12月31日〜1月3日がお休み(2026年末〜2027年始のカレンダー)
銀行の休みは法律(銀行法)で決まっていて、土日・祝日のほかに、12月31日から1月3日までが休業日です。
| 日付 | 曜日 | 銀行 |
|---|---|---|
| 2026/12/28 | 月 | 営業 |
| 2026/12/29 | 火 | 営業 |
| 2026/12/30 | 水 | 営業(2026年の最後の営業日) |
| 2026/12/31 | 木 | 休み(年末の休業日) |
| 2027/01/01 | 金 | 休み(元日) |
| 2027/01/02 | 土 | 休み |
| 2027/01/03 | 日 | 休み |
| 2027/01/04 | 月 | 営業(2027年の最初の営業日) |
2026年の12月31日は木曜日なので、カレンダーだけ見ると平日です。うっかり「31日に入るはず」と思い込みやすいので注意してください。
支払日がずれやすい日の一覧(2026年12月〜2027年1月)
よくある支払日について、休みに当たるかどうかを並べました。
| 支払日 | 曜日 | 休みに当たるか | 前の営業日に払う場合 | 次の営業日に払う場合 |
|---|---|---|---|---|
| 2026/12/10 | 木 | 当たらない | - | - |
| 2026/12/20 | 日 | 当たる | 12/18(金) | 12/21(月) |
| 2026/12/25 | 金 | 当たらない | - | - |
| 2026/12/31(月末) | 木 | 当たる(年末の休業日) | 12/30(水) | 1/4(月) |
| 2027/01/10 | 日 | 当たる(翌11日も成人の日で休み) | 1/8(金) | 1/12(火) |
| 2027/01/15 | 金 | 当たらない | - | - |
| 2027/01/25 | 月 | 当たらない | - | - |
| 2027/01/31(月末) | 日 | 当たる | 1/29(金) | 2/1(月) |
特に気をつけたいのは、12月31日払いと1月10日払いの2つです。どちらも、前の営業日か次の営業日かで、入金が年をまたいだり、4日も離れたりします。
最近は、休日や夜間でもすぐに届く振込もあるので、休みの日に入金されることもあります。ただ、会社どうしの支払いは銀行の営業日に合わせて処理されることもあるので、「いつ届くか」は取引先ごとに確かめておくのが確実です。確かめる相手は、支払日が12月31日(月末)か1月10日の取引先だけで足ります。
「前の営業日」か「次の営業日」かは、取引先によって違う
支払日が休みに当たったとき、前の営業日に払うか、次の営業日に払うかは、契約書や取引先の社内の決まりによって変わります。取引先ごとにやり方が違うこともあります。
確かめる方法は、次の順がおすすめです。
- 契約書・取引の条件を書いた書類を見る。 「支払日が金融機関の休業日の場合は前営業日とする」のような一文があることがあります
- 去年の12月・1月の入金の記録を見る。 ネットバンキングの明細や通帳で、去年の同じ時期にいつ入金されたかを見れば、その取引先のやり方がだいたいわかります
- どちらでもわからなければ、先方に聞く。 12月の請求書を送るときに、ひとこと添えると自然です。下の文はそのままコピーして使えます
いつもお世話になっております。
年末年始の銀行休業日にあたるため、念のため確認させてください。
12月31日がお支払日となっております〇月分のご請求について、お振込みは12月30日・1月4日のどちらのご予定でしょうか。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
12月のうちに確かめておく4つのこと
1. 取引先の「年末の締め」が早まっていないか
取引先によっては、年末だけ「請求書は〇日までに必着」のように、締めや請求書の受付を早めることがあります。11月末〜12月初めに届くお知らせを見落とさないようにしましょう。間に合わないと、支払いが1か月先になることもあります。
2. 12月31日・1月10日払いの請求を一覧にする
請求と入金を Excel で管理しているなら、支払期日の列で絞り込んで、2026/12/18〜2027/01/12 あたりに期日がある請求を一覧にしておくと、年明けの確認が楽になります。
年末年始の銀行の休み(12/31〜1/3)に当たる期日だけに印をつけたいときは、支払期日が D列なら、空いている列に次の式を貼って下へコピーします。
=IF(D2="","",IF(OR(AND(MONTH(D2)=12,DAY(D2)=31),AND(MONTH(D2)=1,DAY(D2)<=3)),"年末年始の休み",""))
MONTH(D2)=12とDAY(D2)=31で「12月31日」MONTH(D2)=1とDAY(D2)<=3で「1月1日〜3日」
どの年でも使えます。土日・祝日は、この式では見分けないので、上のカレンダーの表と見比べてください。
3. 年末年始に入るはずのお金を、月ごとに分けて見ておく
12月31日払いの入金が1月4日になると、「12月に入るはずのお金」が「1月に入るお金」に変わります。自社の12月の支払い(仕入れ先への支払い・給与など)の予定と、入金の予定を並べて、ずれても困らないかを見ておくと安心です。
4. 年明けに表を開いたら、赤い行はすぐ連絡しない
期日を過ぎた未入金を自動で赤くする表を使っていると、1月1日〜3日に開いたとき、12月31日期日の請求が赤くなっていることがあります。次の営業日に払う取引先なら、まだ遅れではありません。1月4日以降の入金を確かめてから連絡するかを決めましょう。
12月のうちに確かめておくと、年明けはこう変わる
- 1月4日に表を開いても、赤い行の理由がわかっている。 「この取引先は次の営業日払いだから、今日入るはず」と、落ち着いて入金を待てます
- 休みでずれただけの取引先に、催促の連絡をしてしまうことが減る。 連絡するのは、本当に遅れている取引先に絞れます
- 12月の支払いの予定を、ずれた入金に合わせて組める。 「12月に入るはず」のお金が1月になっても、前もってわかっていれば予定を立て直せます
今日やること: 1つだけ
支払日が「12月31日(月末)」か「1月10日」の取引先を、紙やメモに書き出してください。 12月の請求書を送るときに、上の文で払い方を聞く相手が、それで決まります。
年明けの確認を、表に手伝ってもらいたいとき
NeXA では、請求と入金の確認を手助けする Excel テンプレート「小さな会社の未入金チェック+請求・入金管理表」の無料版を配っています。年末年始の前に、いま入金を待っている請求を入れておくと、年明けにどれを確かめればいいかが見えやすくなります。
- 無料版(BOOTH・20件まで): 請求額・支払期日・入金日・入金額を入れると、「入金済み」「一部入金」「未入金(期日前)」「期日超過」を自動で判定し、期日超過は赤くなります
マクロ(自動で動くプログラム)は使っていない、ふつうの Excel ファイルです。土日・祝日や年末年始で支払日をずらす計算はせず、期日は取引先との約束どおりの日付で出ます。税金の計算もしません。
▼無料版のダウンロード(BOOTH)
(2026年11月上旬に公開予定です)
件数が増えたら、有料版もあります(note)。7日以内に期日が来る請求や、月別の入金予定額も自動で出ます: (2026年11月上旬に公開予定です)
支払期日を Excel の式で出す方法は、「20日締め翌月10日払い」の支払期日を Excel で自動で出すで紹介しています。
(NeXA 編集部)